未明の幻想世界

私の脳内で展開される世界を小説にして投稿します!彼らの運命を見届けてくれる人が一人でも多く現れることを祈って……

2018-05-24から1日間の記事一覧

0、プロローグ〈4〉

アリアは、建物と建物の間の狭い路地を見つけ中へ入っていく。建物に遮られて昼間とは思えない暗さとなっている路地は、ぼっとしていればすぐに何かにさらわれてしまいそうであった。まあ実際「やあ、お嬢さん。どっから来たんだい?ちょっとおじさんに金か…