未明の幻想世界

私の脳内で展開される世界を小説にして投稿します!彼らの運命を見届けてくれる人が一人でも多く現れることを祈って……

2018-05-23から1日間の記事一覧

0、プロローグ〈3〉

「それにしても、1人で出稼ぎに来るなんて偉いね。アリアちゃんはいくつなの?」「うーんと、12かなぁ」アリアは石ころを蹴飛ばしながら答えた。アリアとエーヴィは、歩きながらお互いに他愛のない会話をしていた。先ほどの武器屋からエーヴィの働いている食…